メンタリティ ~心の落ち込みを防ぐために
【目次】
今回のテーマはメンタリティです。
私が過去に出会ったメンタルに効く言葉をいくつかピックアップしてお送りします。参考になれば幸いです。
上司は嫌われるのが仕事
by ユニクロ時代の元上司
人は嫌われる生き物です。
組織の場合、職階、雇用形態、部署といった”割り”が存在するため、好き嫌いの感情が生まれやすい環境といえます。
ちなみにマネジメントする立場になると嫌われる可能性が高くなります。聞こえのいいことばかり言うわけにいきませんからね。好かれるために仕事をしているわけじゃないっていうことを覚えておきましょう。嫌われるのも仕事のうちです。
統計学的にみれば、ものすごく自分を好いてくれている人と同じ数だけ自分をものすごく嫌う人が存在します(正規分布)。どうしたって嫌われるのですから、その事実を受け入れることですね。
嫌われる勇気を持ちましょう。
『恥ずかしい』という気持ちは個人の妄想から産まれる。感じなければ存在しない。
by 厚切りジェイソン
多くの人が周りの目を気にしますが、自分が思うほど他人は自分のことを気にしていません。
みんな自分が大好き。
なので、人の目を気にするのは、神経と時間の無駄です。ほんと無駄です。無駄無駄無駄無駄。
人に期待しない。
by 家入一真
これ、禅の教えにも出てくるのですが、相手に期待するから失望するのです。人に過度な期待を持たないようにしましょう。
こう言うと無機質な人間に思われそうですが、そういうことじゃないですよ。事業を進めていく上では、感情に左右されず、判断・決断をすることも必要です。
出る杭になって打たれろ。
by 詠み人知らず
仙台は”出る杭は打たれる”文化だとよく感じます。批評家が多すぎます。やれやれです。仙台はオープンイノベーションと最も縁遠い都市ですよ。
こっそり遠くから石を投げる連中は気にせず、正しいと思ったことは思い切りオラオラやりましょう。
仕事は難しいものだ
by 元上司①
昔、担当業務について愚痴をこぼしていた時に上司に言われました(汗
難しいからこそお金をもらえることを認識しておきましょう。そもそも仕事が簡単だったら、もはや仕事ではなく作業になってしまいます。作業の単価は当然低いわけですから、結果的に自分の価値を下げることにつながります。
他の人ができない(やらない)仕事をやりましょう。
失敗はおいしい
by 元上司②
サラリーマンのいいところは、失敗しても経営責任を問われないところです。借金を抱えるわけでもありませんし、最悪の場合でも辞めれば済みます。
優秀な経営者でも1勝9敗なら御の字という世界です。いわんや一般サラリーマンの我々なんて失敗して当たり前です。失敗をたくさん重ねていきましょう。
成功したらラッキー、失敗したら次回のチャレンジへの期待値が上がったと思ってください。失敗の規模が大きいほど、成長の糧になります。失敗直後は凹みますが、糧になったら、笑い話に昇華できますよ。私、海外出張中にパスポートを失くした失敗話をもう100回以上してますからね。
できれば管理職になる前に多くの失敗を経験しておくことがいいです。管理職になると責任も増える(特に部下の人生を預かっているという意識が強くなる)ので、昔ほど冒険ができなくなります。
「これできなかったら死ぬ!」って考えるとたいていできてしまう
by 元上司③
ブラック臭がすごいですけど、それぐらい深く考えろってことです。実際に死なれたら困ります。
私、切羽詰まった時によくこの言葉を思い出すのですが、実際できちゃうものですよ。締切が迫っている時は特に効果的なので、機会があったらやってみてください。でも死なないでください。
以上です!
何か、印象に残った言葉はありましたでしょうか。なかったらすみません。失敗です。失敗はおいしいです。
意識高いヨミモノ
『実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法』
気持ちの持ちようで、行動も変わってくる、という主旨の本です。
物事を俯瞰したり、違った角度から見たりすることの重要性を再認識できると思います。1時間くらいで読めると思います。
ご一読あれ。