アイデア発想・着想のポイント
【目次】
今回はアイデア発想と着想のポイントについて。
上司から「新規事業のアイデアはないの?」と聞かれるかもしれません。
意識高い皆さんは、常日頃から新規事業のアイデア出しをしておきましょう。
重要なのは発想ではなく着想
この界隈、みんな狂ったように「アイデア発想」って言います。末期のアイデアアディクトです。
でも、アイデアって発想しただけでは意味がないんですよ、わかりますよね?実現するのが目的なんだから。発想した後に、実現のための道筋や起こりうるリスクを考え抜くステップが必要なんですよ。
ロジックツリーなどを使ってアイデアを練って、実現可能性の高いものにしていかないと。
これを着想といいます。
発想して、練って、着想するところまでが、アイデア創出の一連の流れです。なにかアイデアを思いついた際には、必ず着想までもっていくことを心がけましょう。
アイデア発想のフレームワーク
そうはいっても発想がなければ着想もないので、まずは発想できるようにならないといけませんね。
フレームワークを使って、アイデア発想作業を行っていきましょう。しっかし、何か難しいことをやる際には大抵フレームワークがありますね。良い時代に生まれましたね。先人たちに感謝!
さてさて、アイデア発想についてはこんなフレームワークが有名です。
- ブレーンストーミング
- KJ法
- マンダラート
- オズボーンのチェックリスト
- マインドマップ
- PMI法
- シックス・ハット法
全部を知る必要はないと思います。私が使ったことがあるフレームワークはブレインストーミングとKJ法、マインドマップくらいですし。目的にあった方法、自分が使いやすい方法を選んでもらえればいいと思います。こんなに選択肢を与えてくれる先人たちに再度感謝!
アイデアの収束
各発想法についての解説は割愛しますが、どの発想法も最終的にはアイデアを収束させていきます。冒頭で説明したとおり、アイデアは発想しただけでは意味がありません。着想が大事です。
アイデアが浮かんだらそのまま着想フェーズに入っていきましょう。アイデアを実現するための工程、解決すべき課題等を細かく洗い出して、実現までの道筋をつけていきます。
こんな時にロジックツリーが活躍すると思いますよ。ロジカルシンキングの回で説明した内容を再度読んだうえで、ぜひ活用してください。アイデアの発想時にはロジカルシンキングは不要(むしろ禁止)ですが、着想時にはロジカルシンキングが使えると便利です。
つまり発想と着想では別々のフレームワークを使うということですね。フェーズによって使い分けられるようになっておきましょう。
意識高いヨミモノ
『ザ・マインドマップ』
今回のヨミモノは私がよく使うマインドマップの教本です。
本来であれば、マインドマップ認定トレーナーに教わるのが一番良いと思いますが、この本を読んで実践するだけでも十分マインドマップを描けるようになります。
私はこの本を読んだあとにマインドマップを描くようになりましたが、かれこれ数百回は描いていると思います。
ご一読あれ&実践あれ。